2026年1月4日 降誕節第2主日礼拝説教要旨
「心配するな。大丈夫。」 小笠原純牧師
ルカによる福音書 2:41-52節
日常生活を送っていますと、「わたし、大丈夫かなあ」と思えるときがあります。わたしが最近、体験した、「わたし、大丈夫かなあ」という体験は、古本を買った時の体験です。「ミレニアム4」という本の上下巻を買ったと思っていたのに、下巻二冊を買っていました。「同じ本を買ってくるなんて、わたし、大丈夫か」と思いました。でも「心配するな。大丈夫」と思い直して生きています。
ユダヤのお祭りの過越祭に、イエスさまの家族はエルサレムで過ごすことにしていました。十二歳になったイエスさまも一緒に過越祭にエルサレムに来ています。祭りの期間を過しての帰り道、ヨセフとマリアはイエスさまがいないことに気がつき、慌ててさがします。三日の後、神殿の境内で学者たちの真ん中で話をしているイエスさまを見つけます。迷子になり、みつかったイエスさまはヨセフとマリアと一緒にナザレに帰ります。そのあとまあ穏やかに、マリアとヨセフに仕えて、イエスさまは大きくなっていきます。
「イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された」という聖書の言葉は、とても安心できる聖書の言葉です。「ああ、わたしもそんなふうに育ちたいものだ」と思えます。まあもうおじいさんになってしまっているので、育つも何もないわけですが、「すべての人がそんなふうに育ってほしいよね」と思えます。
私たちの周りではいろいろな出来事が起こります。とても良い出来事もありますが、不安になるような出来事も起こります。しかしそれでも私たちの周りには、私たちのことを愛してくれる人たちがいてくれます。私たちを見守ってくださっている人たちがおられます。そのようにして私たちの世の中は回っていますし、そのようなやさしい社会のあり方を、私たちはこれからも大切にしていかなければなりません。
「イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された」という聖書の言葉は、私たちに「心配するな。大丈夫」と呼びかけています。あなたの周りにはすてきな人たちがいる。その人たちはあなたのことを愛している。そして私たちには神さまがおられる。神さまはあなたのことを愛しておられる。あなたはイエスさまがそうであったように、これからも神と人とに愛されて、幸いな人生を歩んでいく。
神さまは私たちのことを愛してくださり、そしてみんなでこころを通わせながら、神さまの平安のうちを歩むことを望んでおられます。
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