2026年5月1日金曜日

2026年4月26日

 2026年4月26日 復活節第4主日礼拝説教要旨

「なんかとってもほっとするよね」 小笠原純牧師

  ヨハネによる福音書 13:31-35節

 『ことりっぷ』などの観光本のなかには、名所・旧跡だけでなく、おしゃれなカフェなど、雰囲気のよい写真と共に掲載されています。「なんかとってもほっとするよね」というような感じが大切なのだと思いました。

 イエスさまは弟子たちに、「あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」と言われました。弟子たちにとって「互いに愛し合う」ということは、「互いに赦し合う」ということでもあります。このあと、弟子たちはイエスさまを裏切ります。そしてみんな自分たちのことが信じられなくなります。イスカリオテのユダが、イエスさまを裏切ったように、あいつもわたしを裏切って、自分だけ助かろうとするかも知れないという思いに引きずり込まれます。そして逆に自分が裏切れば、ひとりだけ助かることができるのではないかという思いも出てきます。そしてそんな恥ずかしい思いをもつ人間であることに気づかされ、自分のことが嫌いになります。弟子たちはそうしたなかにあって、復活のイエスさまに出会い、イエスさまの新しい掟、「互いに愛し合う」ことを大切に歩んでいきます。「互いに愛し合い」「互いに赦し合う」。そしてそうした暖かい交わりを見て、人々がイエスさまの弟子である幸いを感じるようになります。

 私たちはキリスト教を伝えていくにはどうすれば良いのだろう。私たちの教会に新しい人が来てくださるにはどうしたら良いのだろうと思います。聖書はその方法について語っています。ヨハネによる福音書13章35節の言葉です。「互いに愛し合うならば、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、皆が知るようになる。」。

 私たちが互いに愛し合っているということが大切であるということです。「ああ、やっぱりいいよね。この教会。みんな互いに愛し合い、敬いあっている感じがする」。そのように思われることによって、多くの人々が教会に集うようになったということです。怒鳴り合い、非難し合っていたヨハネの教会が、そうではなく互いに愛し合い、そこに集う人々が安らぎを感じる場にしていったように、私たちの教会もまた安らぎを感じることができる教会でありたいと思います。「なんかとってもほっとするよね」。みんながそんなふうに感じることのできる教会の歩みをこれからも続けていきたいと思います。


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