2026年11月1日 降誕前第8主日礼拝説教要旨
「あなたの中の明るい光を絶やさない」 小笠原純牧師
ルカによる福音書 11:33-41節
イエスさまは人々に話をされました。あなたたちはともし火のように輝いて、周りの人々を照らすような生き方をしてほしい。そして隠れているのではなく、人々を照らすような生き方をしてほしい。そしてあなたが輝いて生きているかどうかは、目をみればわかる。イエスさまご自身はとても生き生きとその人生を歩まれた方でした。
イエスさまはファリサイ派の人々から、食事の前に身を清めなかったと言われます。イエスさまはファリサイ派の人に話されました。あなたたちは杯や皿の外側はきれいにするけれども、自分たちの内面をきれいにするということを考えていない。あなたたちは欲張りで、人の悪いところを探すというようなことばかりしている。自分たち以外の人が汚れた人たちであるといって、その人たちのことを悪く言っている。あなたたちには人を裁くのではなく、困っている人に手を差し伸べる人になってほしい。神さまはあなたたちを良き者として作られたのだから、外側だけでなく、こころの中もきれいにして、やさしい気持ちをもって、神さまの前に謙虚にいきてほしい。
私たちも「自分の内側は強欲と悪意に満ちている」と言われると、「ああ、そうかも知れないなあ」と思います。でも私たちにもよいところはあるわけです。私たちは神さまによって作られ、神さまによって命を与えられ、神さまの愛の中に生きているのです。自分のなかにある悪い気持ちを反省したり、どうしてもっと周りの人にやさしく生きていけないのかと、自分で自分のことが悲しくなります。良き人として生きていきたいと思います。
イエスさまは「あなたの中にある光が消えていないか調べなさい」と言われました。光というのは、とっても小さな光であっても、暗闇の中によく光ります。私たちは自分の心の中をみて、「ああ、これどうしたもんかなあ。ちょっと汚れ過ぎてないか」と思います。それでも自分の心の中に小さな光があれば、それは小さな光ではありますが、光輝いています。私たちの心の中には、神さまが私たちにくださった小さな光があるのです。神さまが託してくださった小さな光が、確かに私たちの中にあるのです。その神さまが私たち一人一人に託してくださっている小さな光を大切にしたいと思います。